アダラートは躁うつ病の治療薬と一緒に飲んではダメ

アダラートは高血圧症や狭心症などの治療用として多くの患者さんに処方されている薬です。
高血圧の改善のために使用する、血圧を低下させる薬を降圧薬と言いますが、アダラートはその中でもカルシウム拮抗薬という種類に分類されます。
カルシウム拮抗薬は、心臓や血管を収縮させるカルシウムイオンが細胞内に入ることを抑制することで、血管を拡張して血圧を下げるという作用を持つ薬です。
アダラートには1日2回飲むタイプのアダラートLや、1日に1回飲めば良いタイプのアダラートCRなどの種類がありますが、どの種類を処方されるかは医師の判断によります。
アダラートは割ったりかみくだいたりして飲んではダメという飲み方についての注意事項がありますが、これは徐々に有効成分が溶け出すように設計されている薬なので、そのまま飲むことが求められているという理由からです。
また、アダラートは、躁うつ病の治療用として処方されることがある、テグレトール(一般名はカルバマゼピン)という薬との飲み合わせが悪いということがわかっていますので、もしもテグレトールを服用しているのなら、高血圧治療を受ける時に医師にそのことを伝えて薬の種類を変えてもらう必要があります。
他にもこの薬と一緒に飲んではダメな薬には、抗真菌薬のイトラコナゾールやミコナゾールなど色々な種類がありますので、基本的に何か薬を服用しているなら、医師に相談するクセをつけると安心でしょう。
もしも、飲み合わせの悪い薬と同時に飲んでしまうとどうなるかというと、この薬による副作用が出やすくなったり、この薬の作用が弱くなったり、または強く出すぎたり、反対に一緒に飲んだ別の薬の作用が弱まったり強まったりということが起こってしまう危険性があるので、薬の飲み合わせには十分注意して、安全に高血圧治療に取り組みましょう。