アーカイブ | 7月 2016

  • アダラートを止めるべき血圧値

    高血圧の治療においては血圧を下げるということが重要視されます。それによって合併症のリスクを下げられるからであり、基本的には高血圧治療ガイドラインにそって治療が行われていくことになります。至適血圧は収縮期血圧が120mmHg未満かつ拡張期血圧が80mmHg未満であるとされていますが、治療が必要で降圧剤の投与が一般的に行われるようになるのが収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上となったときであり、I度高血圧に分類される状態に相当します。こういった際によく用いられるのがアダラートであり、カルシウム拮抗薬として長い使用実績があることから頻用されています。アダラートを使用していても高血圧の根本的な治療は実現できませんが、食事や運動などの生活習慣に気を遣っていくことによって徐々に血圧を下げていくことが可能です。それによって血圧が下がった場合にはアダラートを止めるという段階に入っていきます。アダラートの中でも高血圧患者の血圧管理に最もよく用いられているのがアダラートCR錠であり、この場合には人によって一回量が10mgから40mgといった幅があり、原則として一日一回であるものの、血圧管理が難しい場合には一日二回にまで増やすことができるようになっています。基本的には突然止めるのではなく、徐々に減量していくということになります。その際に目安になるのが降圧目標として定められた血圧値であり、過程での血圧で収縮期血圧が135mmHg未満かつ拡張期血圧が85mmHg未満として設定されることが一般的です。こういった状況になった際には医師に相談してアダラートを減らしていき、一日一回10mgでもこの領域に入ったら止めるべきとなるでしょう。