アーカイブ | 9月 2016

  • 心臓病でアダラートを飲むときに気をつけたいデザート

    狭心症や不整脈などの心臓病の治療薬としてアダラートが処方されることがあります。アダラートは普通に使用していれば副作用は少なくとても良い薬なのですが、実はグレープフルーツをはじめとする柑橘系の酵素によって副作用が出てしまう恐れがあるのです。 グレープフルーツに含まれる酵素は、カルシウム拮抗薬であるアダラートの成分とくっつきあってしまい、身体の中で吸収・分解がされにくくなってしまいます。その結果、アダラートの効果が強く出てしまったり、効果が長引いてしまったり正しく薬が使用されないことになってしまうのです。 アダラートを飲むときはグレープフルーツジュースで飲むのは絶対にやめましょう。ジュースでなければ良いのかという問題もありますが、グレープフルーツの果肉も同じ酵素を含んでいますので、やはり避けた方が良いでしょう。グレープフルーツがデザートに加工されている場合は、難しい問題になってきます。ある程度加熱されたり化学処理されて酵素が壊れてしまっている場合は、このような消化吸収の問題は発生しないのですが、既製品の場合どのような過程を経て作られているかはわかりませんよね。ゼリーやパフェのような半生のものを使用したデザートも同様に避けるのが良いでしょう。しかし、キャンディやグミなどのように、使用されているのがグレープフルーツ「香料」であればこれはグレープフルーツの香りを科学的に真似しただけの物なので、食べても全く構わないと思います。 グレープフルーツについて長く述べましたが、実はグレープフルーツ以外にも同じような状態になるフルーツがあります。 実は、夏みかん、ぽんかん、はっさく、金柑、いよかん、ぶんたんなど、みかんよりも大きめの果実についても同様の酵素を持っています。 心臓病でアダラートの使用中にこれらのフルーツをデザートにすることは控えましょう。